Sustainable development goals

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IT 防災で新事業を構想

小高圭介 Keisuke Odaka
伊藤忠テクノソリューションズ株式会社
未来技術研究所 サービススプリント 第1チーム長

企業におけるSDGs実践のための研究・評価・教育を行う研究機関「SDGs総研」では、 1年間でSDGsに資する新事業を開発する研究会を立ち上げている。研究員として、 新事業の開発に取り組む、伊藤忠テクノソリューションズ株式会社の小高圭介氏に話を聞いた。

アイデアを形にする手法を学びたい

コンピュータやネットワークシステムの販売・保守をはじめとする、システムインテグレーションを手掛ける伊藤忠テクノソリューションズ。データセンター、サーバー、ネットワークなどインフラに強みを持ち、東南アジアやアメリカへの海外進出も果たしている。

同社で2017年4月に立ち上げられた未来技術研究所で、チーム長としてITを活用した事業創出を進める小高氏。同社が運営するオープンイノベーションの専用スペース「DEJIMA」を活用しながら、ITの側から他企業と組んで事業を作り、新たな収益源を確立させるべく奮闘中だ。「なぜその事業をやるのか、という原点を見つめ直した際に、SDGsはすべてを包含した考え方で、さまざまなステークホルダーと接点が持てることに気が付き、SDGsを通したコミュニティづくり、事業活動にも取り組んでいました」。一方で、アイデアは生まれるものの実践の難しさも感じていた小高氏。「実践の観点から、アイデアを形にする手法を学びたい」との思いで、研究会に参加した。

会社のチーム内でも研究会の内容を共有し、 新事業を構想していく体制を作っている

 

防災備蓄の新事業を構想

「研究会は地域、企業規模、業種の異なるメンバーで定期的に顔を合わせてコミュニケーションできる場で、SDGsというキーワードがつなげてくれたように思います。皆さんとの出会いは学びであり、得られたものとしても大きかったです。講師から、きれいごとだけでない話や気づき、経験を共有してもらえたことも価値あるものでした」。

小高氏は研究会を通して、自治体との連携を図りながら防災備蓄を地域で社リングする事業を構想している。「もともとアイデアとしてあったものでしたが、皆さんに壁打ちしてもらって自信がつきました。研究会を修了するまでにプランをまとめ、来期、社内で実践できるように進めていきます」と今後の抱負を語った。

記事の公開期限:2020年08月16日

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