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国連創設75周年記念講演 開催 〜国際機関でのキャリア形成をテーマに

2020年2月17日、国連大学本部ビル アネックスホール(東京都渋谷区)にて、国連創設75周年記念講演が開催された。


イベントの冒頭で挨拶する国連広報センター所長の根本かおる氏。UN75を契機として多くの人が正しい知識を得るとともに、パートナーシップに基づいたアクションを起こすことを期待すると語った

本イベントは、国連の創設75周年(UN75)を記念し、国連広報センターが外務省の協力を得て開催したもの。

この日は、訪日中のキャサリン・ポラード 管理戦略・政策・コンプライアンス担当国連事務次長と、国連事務局 人的資源部 戦略人材管理課長のHong-Sok Kwon氏らを迎え、国連や国際機関でのキャリア形成に関する講演が行われた。

基調講演ではキャサリン・ポラード氏が自らの来歴とともに、これまで携わってきた業務やそのなかで得た学び、そして国際機関での勤務を希望する若い世代に向けたメッセージを語った。


基調講演を行ったキャサリン・ポラード 管理戦略・政策・コンプライアンス担当国連事務次長は南米のガイアナ出身。UNDP(国連開発計画)や国連本部での業務などを振り返りつつ、さまざまな人種・背景の人々と働くなかで多様性や包摂、多文化主義の重要性を感じてきたことを語った

また、ポラード氏は国連75周年を記念して行われている対話イニシアチブ「UN75」に寄せて、UN75に参加し、新しいテクノロジーや不平等、気候危機といったさまざまなテーマに関して「pros(賛成)」「cons(反対)」双方の立場から対話を深めてほしいと締めくくった。

続いて、国連事務局 人的資源部(OHR)戦略人材管理課長のHong-Sok Kwon氏が国連職員のジェンダー構成などとともにポジションの形態や給与・福利厚生等について解説。
外務省 国際機関人事センター室長の村林弘文氏は、同センターが提供する情報サービスなどについて紹介した。


国連事務局 人的資源部(OHR)戦略人材管理課長のHong-Sok Kwon氏(左)と外務省 国際機関人事センター室長の村林弘文氏(右)。Hong氏は国連職員のジェンダー構成などとともにポジションの形態や給与・福利厚生等について解説。村林氏は国際機関人事センターが提供する情報サービスなどについて紹介した

会場には大学生を中心に若者や教職員らが集まり、登壇者の講演に熱心に聞き入っていた。


講演後、会場からの質問に答える3名。大学生や教員などを中心とした参加者からは、国際機関でのキャリアなどについて質問が相次いだ。3名は共通して「重要な資質は情熱(passion)」と回答した

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