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世界のSDGs・ニュースヘッドライン[2020年6月]中国 感染症の医療現場で活躍するAIロボットとスマートヘルメット ほか

日本だけでなく、世界各国でもSDGsに関するさまざまな取り組みが進んでいます。「世界のSDGs・ニュースヘッドライン」では、新たな技術・政策・ビジネスモデルなどに関する世界の事例をコンパクトにお届けします。

今回は「AI」「デジタル化」「デジタルトランスフォーメーション」というテーマで、中国、アメリカ、さらにアフリカよりケニアとコンゴからの話題をご紹介します。

中国 感染症の医療現場で活躍するAIロボットとスマートヘルメット

・新型コロナウイルス感染拡大への対応策として、中国の病院では入院患者の熱を測ったり、食事や薬を運ぶ作業を担うAIロボットを導入した

・医療従事者の感染リスクを減少させるため、紫外線による院内の殺菌作業もロボットが行う

・警察は顔認証機能と赤外線カメラを搭載した「スマートヘルメット」を着用し、発熱症状がある人を検知

・AIは患者の胸部CT画像分析にも使われ、人間による診断よりも早くて正確な場合もあるという

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SciDev.Net(Global)(著者:Melanie Sison)

アメリカ アウトブレイクの予防線となるか 衛星データと機械学習による感染症流行予測の実現性

・新型コロナウイルスは、一部の国では既に感染拡大のピークを越えているものの、今後再流行の可能性が懸念されている

・現在メリーランド大学の研究チームは、衛星データと機械学習を活用し、感染症と環境の相関性を調査中

・次のアウトブレイクがいつ、どこで起こるかを予測することで、感染の拡大を防止したり、医療リソースを効果的に投入することが可能になるという

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SciDev.Net(Global)(著者:Fiona Broom)

ケニア 偽造医薬品を判別するモバイルアプリ「Tambua」

・ケニアでは流通している医薬品の1割が偽造品であると言われており、毎年数万人が偽造薬の服用が原因で命を落としている

・ケニア人ソフトウェア開発者のLevit Nudi氏が、薬が正規品であるか否かを判別するモバイルアプリ「Tambua」を開発

・製品に印字されたQRコードと位置追跡機能により、製薬サプライチェーン全体を管理する仕組み

・アプリはオフラインでも利用が可能で、消費者は粗悪な偽造品の購入を避けることができる

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SciDev.Net(Global)(著者:Munyaradzi Makoni)

コンゴ インターネット普及のカギ 求められる高額データ通信料の見直し

・アフリカ諸国では、1GBあたりに支払うデータ通信料が平均月収の約7%(適正金額は2%程度)を超えている

・世界人口におけるインターネットユーザーの割合は5割を超えたが、中低所得国では通信事業者の市場独占により、高い金額に設定されているケースが多い

・インターネットの普及率を上げるためには自由競争を促し、利用者の負担を軽減させなけらばならない

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SciDev.Net(Global)(著者:Gareth Willmer)

アフリカ 2,000以上の言語に対応した翻訳ツール「OBTranslate」

・アフリカには2,000以上の言語が存在し、サハラ以南のアフリカ諸国の人口の63%は言葉の壁が原因で市場にアクセスできていない

・ドイツのソフトウェア開発会社OpenBinacleは、大多数のアフリカの言語を翻訳し、コミュニケーションのギャップを埋めるためのデジタルプラットフォーム「OBTranslate」を開発

・独自のコンピューター支援翻訳システムと機械学習を併用して翻訳の精度を高め、今後5年間で数百万人のユーザー獲得を目指している

・言葉の垣根を低くすることで、経済成長と雇用創出が見込まれる

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SciDev.Net(Global)(著者:Royal Uche)

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